読書を自分の糧にするためにどうするべきか。自分なりに効果的なKindle読書法について考えてみた。 

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Kindle paper whiteを購入して更に読書生活が捗っているが、果たしてその読んだ本が自分の糧になっているかと問われれば疑問である。
例えば、これまで、心理学、コミュニケーションの分野の本は、かなり読んできたと思うが、自分は相変わらずコミュ障。人付き合いが非常に苦手なままである。せっかく、本を読む習慣が身についているのだから、これを自分のスキルアップにつなげたいところだ。では、どのような読書法を用いれば、自分の糧にすることができるのか。

 

 

 

 

 

 

効果的な読書法とは

 

物語を追っていく小説、疲れているときに自分を元気づけてくれる本、知識を増やすために読む本等。本には沢山の種類があり、人によって読書の目的はそれぞれだろう。
ここでは、主に自分のスキルアップにつながる効果的な読書方法について調べてみたので、紹介してみる。

結論から言えば、効果的な読書のポイントは「本は読んだだけでは終わらせず、必ずアプトプットする」ということだ。読んだ本の感想をブログに書く、その内容を人に説明してみる等、アウトプットには様々な方法があるが、最終的なアプトプットとは、本で得た情報を元に行動に移すことである。

自分は、読書家とまでは言えないまでも、本を読むこと自体は好きである。だからインプット作業は、人並み以上にしてきたつもりだ。ただ、アウトプット作業は、一切してこなかった。あるとすれば、学生時代に夏休みの宿題でだされた読書感想文を書いたぐらいであろうか。

また、人の脳は、何度も使われる情報は、重要な情報だと認識するらしい。逆に使わなければ忘れてしまうということだ。
だからこそ、同じテーマであろうとも、何度もインプットとアウトプットを繰り返し、更に自分が成長したい方向を見失わないためには、定期的に、これまでの工程を振り返り評価するというフィードバック作業も重要となる。
1冊目を読んだときと3冊目を読んだ時の自分。15歳の自分と30歳の自分。インプットした情報量や自分の環境が異なれば、異なる視点が生まれるかもしれない。疑問や、気づきは、そのまま放置してはならない。もし誤った方向に自分が行動していたとすれば、軌道修正する必要も出てくるだろう。

 

 

(インプット)

  • これから自分が何を学びたいのかを明確にする。
  • 本を選ぶ(1冊だけでなく、可能であれば反対意見の内容も)
  • 本を読む

(アウトプット)

  • 本の要約や感想を書く、人に話してみる、本を読んでの疑問や気がついたことはないか
  • 期限付きのアクションプランを立てる(その本を読んで何を得たのか、そして何をするべきなのか)
  • プランを行動に移す

(フィードバック)

  • これまでの工程を振り返り、必要に応じて軌道修正

インプットとアウトプットをすると、必ず疑問が生まれてくるはず。その疑問を解決するためにはどうすればよいのかを考え、次のインプットへ望む。インプット、アウトプット、フィードバックを繰り返すことが、自分の成長へと繋がる。

  

 

自分なりのKindleによる効果的な読書方法

 

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①自分が学びたいテーマの本を探す

まずは、Kindleストアにアクセスして自分が今気になっている分野の本を探す。
選ぶポイントは、少なくとも次の①~③の本を複数読むべきということだ。

  

① 簡単そうな本
② 読みたい本、ベストセラー
③ ②で選んだ本と反対意見を書いている本

 

①は、小学生向けに書かれている内容位がとっつきやすい。手っ取り早くその分野の空気をつかみやすく、次に読む本もすらすらと読める。②は、ベストセラーは、多くの人が読んでおり、そして内容の信頼性も高い。読んでおいて損はない。③は、②の本の内容が必ず正しいとは限らないので、様々な情報と意見があることを把握し、その上で自分の考えを持つことが大事。読む順番は、①②③の順が良い。

 

②端末に本をダウンロードする。  

読みたい本を見つけたら、端末に本をダウンロードする。
どの端末にダウンロードして読んでも構わないが、22時以降の読書は、必ずKindle paper whiteを用いた読書に限定する。なぜなら、スマートフォンタブレットブルーライトを発光するため、睡眠の質を下げるリスクがあるからだ。

 

③読みながら気になったところは、どんどんハイライト、時々メモを加える。

読んで気になったところは、とにかくハイライトをつける。
複数の本を読むことを前提にしているので、今読んでいる本の中で、読みづらいところは、どんどん飛ばしても良い。
後になって気になったら、また読み返せばよい。

 

④他の本も読んでみる。

1冊読み終わったら、同じテーマの本を数冊読んでみる。読むべき本は、①で書いたとおり。

 

⑤「メモとハイライト」にアクセスして情報を整理する。

数冊読み終わり、その分野の情報をインプットすることができたら、次はKindleのアカウントを用いて「メモとハイライト」のページにアクセスする。(ここでは、Kindleでハイライトした一覧を閲覧・活用することができる。)
ハイライトの箇所をもう一度、読み返して、気がついたことがあれば、それぞれのハイライトにメモを加える。(この気づきのメモはフィードバックの際に役立つ)

 

⑥読書感想文をブログにアップする。

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これまで読んだ本の内容をまとめて読書感想文という形でブログにアップする。
読書感想文を書くことは、本の内容が記憶に残りやすい、より理解しやすい、文章力がアップする、思考力がアップ等のメリットがあり、非常に有効なアプトプット方法のようだ。

「学びを結果に変えるアウトプット大全」(樺沢紫苑 著)で読書感想文のテンプレートが紹介されていたので、これを基本形として今後、感想文を書いていくつもりだ。

読書感想文のテンプレート(基本形)


ビフォー:この本を読む前の私は○○でした。
気づき :この本を読んで私は、○○について気がつきました。
To Do     :今後○○をしていこうと思います。

 

※必要に応じて、言葉の肉付けをして文章量を調整する。

 

 

 

また、読書感想文をただ書くだけでも効果があるのだが、それをブログ等に掲載することも推奨されている。
なぜなら、ネットに自分の文章をさらすということは、人から「読まれるかもしれない」という緊張感を高め、よりよい文章を書こうとする最高の刺激となるからだ。

また、読書感想文のテンプレートのToDoでは、いつまでに○○をしていくのかという「自分がこれからすべきかという期限付きのアクションプラン」についても書くべきだ。なぜなら、最終的なアプトプットとは、本で得た情報を元に行動に移すことであるからだ。(これが一番難しそうだ)


⑦フィードバックを忘れない。

ある分野についての知識を得ると同時に、自分にかけている知識に気がついたり、疑問が生じることがある。
本だけでは必要となる情報が得られないなら、インターネットから、あるいは周囲の人に助言を求めるのも良いだろう。
少なくとも、それを解決し、アクションプランを達成するにはどうすればよいのかを、まずは自分で考え、次のインプットへ望む必要がある。

 


以上、今回は、効果的な読書方法の紹介から始まり、今後の自分なりのKindle読書について、①~⑦と書いてみたがど、これまで実行してこなかったこともありアウトプットがやはり難しそうだ。
だが、アウトプットなしに自己成長は見込めない。
少しでも、実行できるようがんばってみるつもりだ。

 

 

 

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