良い写真ではないけれども・・・・。

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「良い写真とは何なのか。」

写真に関わる者であれば、必ず1度は考えたことのあることであると思う。 googleフォトを整理していたら、この1枚の写真が見つかった。 自分が高校生の頃に教室で撮影したものだ。

この写真は、写ルンですで撮影したのだろうな。

黒板には文化祭や体育祭のことが書かれている。受験生らしく模試のポスターもはられている。この写真を通してずっと忘れていた昔の記憶が蘇ってくる。良い写真であるかどうかは別にして、自分にとっては、大切な写真の1枚であることは間違いない。

 

カメラの最も大事な役割は、記録として画を残してくれるということだ。

人が忘れてしまったことも、写真を見返した時に、記憶を呼び起こしてくれる。 今の環境なら、この写真もいろいろ加工して、もっと綺麗な画にするのだろうな。

ただ、あまりに撮影した写真を綺麗に加工しすぎてしまうと、記憶の呼び戻し作用が弱まってしまうような気もする。 一切、加工しない撮って出しの状態で写真を残すということも、もしかしたら大事なことなのかもしれない。