冬に咲く弘前公園の桜
桜の見ごろ時期のGWあたりには、世界中から人が集まる。
「春に桜がさく」
それが当たり前なのだが、春ではない、この冬の時期にも、なぜだか弘前の桜が注目されている。
雪がこんもりと積もった桜の写真があまりにも綺麗だとSNS上で話題になり、今では、より桜を美しく見てもらうためライトアップまでされている。
隣の県である秋田に住んでいるにもかかわらず、全然知らなかった。
なんか気になってしまったので、休日を使って、さっそく弘前へ。
念願の弘前公園の桜を鑑賞
実は弘前公園を訪れるのは初めて。
毎年、弘前の桜を見に行こうと考えてはいるのだが、あまりの観光客の多さにいつも躊躇してしまう。
さすがに、冬はガラガラだ。
大して積もってはいないものの、積もった雪で、まるで桜が咲いているように見える。
これは綺麗だ。
雪も良いけど、凍り付いた雫も良いな。
それにしても、秋田と同様、弘前も雪が少ない。
今年に入ってから、一度も雪かきしてないんだよな。
もう少し、雪が積もった桜を見てみたい。
近いうちにまた来て、夜にライトアップされている風景も鑑賞してみよう。
ちなみに、2020年の弘前での桜の見ごろは、4月24日から4月27日頃のようだ。
改修中の弘前城
なんか違和感を感じるなと思っていて、思い出した。
そういえば、弘前城は改修中だった。今は城が石垣にのっていない状態なのだ。
この弘前城、実は、城を動かしたのだった。
ねぶたじゃないよ、「ねぷた」だよ。
弘前公園のすぐ隣には、ねぷたの資料等を展示している「弘前ねぷたの館」がある。
正面には、三国志・水滸伝等の勇壮な絵が描かれ、後面には対照的に美人画等が描かれるようだ。
弘前ねぷたまつりは、笛や太鼓等のお囃子に合わせて、このような大きな灯篭を先頭にして弘前の街中を練り歩く祭りだ。
なんとなく、青森ねぶた祭とほぼ同じでと思うかもしれない。
だが、それは当然。
そもそも、ねぶた、ねぷたも睡魔を追い払う「眠り流し」という行事が起源。この「眠り」のなまり方が地域によって異なり、青森は「ねぶた」弘前では「ねぷた」と呼び方が分かれたと言われているのだ。
と、ねぷたの館の方が説明してくれた。
その他、スナップしたのは
懐かしい郵便ポスト
中三弘前店。とても老舗百貨店とは思えない外観だ。
今回は日帰りで弘前を訪れたので、滞在時間が短くなってしまった。3月くらいに、また訪れてみよう。