「猫の街」谷中銀座商店街に行ってきた。
はじめに
<目次>
谷中銀座商店街の場所は
最寄り駅
- 地下鉄千代田線 「千駄木」
- JR山手線「日暮里」
食べ歩き、デートコースとしても有名
写真では、そう見えないかもしれないが、この商店街は結構、若者にも人気なようである。商店街と言えば、なんとなく年配の方たちがいる場所をイメージするのだが、この商店街はデートコースとしても人気らしい。たしかに多くの若いカップルも見かけた。
外国人観光客もちらほら。
猫発見
おっ、さっそく猫発見。
この猫には、首輪がついている。おそらく飼い猫なのだろう。近づいても、特に逃げて行く様子なしだ。
芸大生によるプロジェクト
商店街をぐるっと一回り。うーん、他に猫がいないぞ。
それにしても、商店街の中にある、猫をかたどったいくつかの彫刻が気になる。
これとか。
これも。これ以外にもいくつもある。
こちらは猫グッズ。
猫スポット「夕焼けだんだん」
猫が見当たらないので、改めてインターネットで調べてみる。どうやら、この階段付近に猫が多いらしい。
ちなみに、この夕焼けだんだんという名前。夕方この階段にすわって、谷中銀座方向を見ると綺麗な夕焼けが見えることから一般公募で選ばれた名前とのこと。今度、訪れる機会があれば、夕方に来てみることにしよう。
おー、若者が集まって何か撮影している。
猫だ。
こっち見た。
若いお嬢さんとツーショット。なかなか面白い画だ。カメラに動じることもない猫。撮られることに慣れているのだろうな。
なんとも言えない表情。そして、この落ち着き具合。普通の野良猫とはやはり違う。
もう一匹、いた。
この猫は、耳カットされている。街の住民で世話をしているのだろうな。
近づいてきた。
この猫は、人懐っこいな。
こちらの猫は、耳カットされていない。
眠そうだったので、遠目に撮影。
一番初めに見かけた猫だ。
雑貨店の商品が気になっているようだ。
どの猫も、商店街になじんでるな。でも猫の街と呼ぶほど、多くの猫はいないなというのが正直なところ。
猫の街の誕生から地域猫活動の成果
たいして猫の数が多くないも関わらず、谷中銀座商店街が猫の街と呼ばれるようになったのは何故か。
ここら辺の経緯は、日本大学の学生が研究している。(2011年当時)
http://spo-com.net/yanaka-tst/wp-content/uploads/research_digest2011.pdf
どうやら「猫の街」は、商店街や行政が推したものではなく、マスコミが作り上げたイメージのようだ。今でこそ猫の数は少ないが、当時は、数多くの猫が商店街に生息していたらしい。そして、そのほとんどは野良猫であった。
その後、 ボランティアを中心とする地域猫活動により、野良猫の数が減少したと思われる。
それにしても、商店街と猫。とても相性が良いな。
猫たちの管理を地域住民が実施していくことは、とても大変だと思うが、商店街と猫が共存する今の関係性を今後も維持してほしいところだ。